丹波黒の歴史
江戸時代以前 | 黒大豆の産地として川北地方(現在の兵庫県篠山市川北)が記載 |
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江戸時代中期 | 「川北黒大豆」の名で江戸幕府へ献上され、江戸中に広まる |
寛政11年(1799年) | 「丹波国大絵図」に丹波黒が丹波国名産品として記載 |
江戸末期〜明治初期 | 日置村(現在の篠山市日置)の豪農、波部六兵衛らが優良な丹波黒を選抜、「波部黒大豆」として栽培を奨励 |
明治時代 | 「波部黒大豆」が宮内省御用達品となり、より名声が高まる |
昭和9年 | 「川北黒大豆」と「波部黒大豆」を統一して「丹波黒大豆」と命名 |
昭和16年 | 兵庫県農事試験場が「丹波黒大豆」を取り寄せて品種特性試験を実施し、「丹波黒」と命名して奨励品種に指定 |
昭和62年 | 兵庫県北部農業技術センターが「波部黒」から優良種子を選抜し、「兵系黒3号」と命名 |